メジャーで終わるのがキレイだったけど
神宮で投げたときはウルッっときた。チームも僕もこれから強くなる。




06年、スワローズに背番号16で復帰した石井一久

「野球人生の集大成としてスワローズがふさわしい」スワローズ復帰の理由をこう語った石井一久から自然と笑みがこぼれた。
01年にチームを優勝させメジャーの舞台へと旅立ったエース・石井だが打球が顔面を直撃するまさかのアクシンデントにみまわれると
その辺りからかつての剛速球が影を潜めつつあった。そしてメッツを退団すると日米を含めた争奪戦が勃発。が、石井の決断に迷いは無かった。
「10勝というのは普通のピッチャーの数字」巨人戦で10勝目をあげるとケロッとそう言ってのけた。
やはり石井一久は石井一久だったのだ。確かに全盛期は過ぎたかもしれない。それでも石井は投げ続ける。己が野球選手であるが故に。